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一年五ヶ月と六日④

            一言言いた000_6い。買い物中そんなメールが一通きた。嫌な予感は前日からしてた。メールで先の件について謝ったのに、返信がなかったから。そして予感は的中した。「一々こんなことで喧嘩するのが面倒い。それにこの先やってけそうにない。別れよう」の言葉だった。
これを聞いたとき自分はやっぱりか…どうしようって思った。彼女に対して気持ちが薄らいだとは言っても、やっぱり大切な存在であることは間違いなかった。でもそれは自分だけ都合いい話で、恋人というより友達に近い感覚になりつつあるなら、もはや遅いけどやっぱり関係を解消せんといかんって思った。愛情より情のほうが強くなってたんだ、きっと…。彼女の言葉に対して長い沈黙を置いて、正直な気持ちを伝えた。
「あの日距離を置いて以来気持ちが薄くなった」「もしかしたら元の気持ちを取り戻せると思って気持ちが曖昧なまま再スタートした」「電話すんのがきつかった」。この言葉を聞いて彼女は泣いて怒った。別れを切り出したはずの彼女のほうがショックが大きかったんだろう…。だって自分は嘘ついて約束を破ってしまったから…。さらに電話するのがきつかったっていう言葉を上手く説明しなかったのも悪かったかもしれない。わたしと電話すること自体を辛いって思ってたのかという風に捉えてしまった。
形式的には振られたけど、実質振った感じになった。実質振ったのは自分なのに、なぜか自分も涙が止まらなかった………今更言ったことで傷つけてごめん…自分が悪いんだ、最低だ……でも、でもなんであの時…距離を置くなんて言ったんだよ!そしたらこんなことには…こんなことにはならなかったのに…なんでなの?なんでだ!って心の中で叫んだ。声を出して泣いていた。

仲のよかった二人の別れは険悪な終わり方になってしまった。でも自分にとっては本当に大切な人だったから、何を言われようが嫌いにはなれない。人を好きになることのすばらしいさを教えてくれた、信頼することの大切さを教えてくれた、たくさんの思い出をくれた、心から好きで何されても憎めず愛おしかった、そんなあなたが人生初の彼女になってくれたこと…本当に感謝しています。一生忘れないよ、ありがとう。そしてさようなら…

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