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衝撃!

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 今日日経主催のキャリアフォーラム(企業説明会)が市内であって、友達と参加してきた。①日経ナビの使い方 ②自己アピール法の基礎 ③中電・広銀・マツダ三社のパネルディスカッション、の三つをテーマに会が進行して、今から就活していく上でためになる話が聞けて行った甲斐があったcatface

 さて話は変わり、次は衝撃を受けた事件の紹介を。自分は日本史学を専攻してて、これまでで一番大変な時期を迎えてるわけだけど、その国史学が単位とは関係なしに毎週水曜⑤コマに行う読書会(=M2修論の、4年生は卒論のプレ中間発表/3年生は課題図書の解説・考察及び発表)で、ある4年生の発表を聞いて言葉を失った事件がそれ。「え……こんな発表があり得るの!?」耳を疑いたくなるような出来で、まさに激震が走った瞬間だった。

 その発表は、先行研究の整理・史料の読込みをやった後、そこに独自の視点で分析を加え、根拠を示した上で自説を述べ、さらにその見解の問題を挙げることで今後の課題と展望を示すという、言ってしまえば当たり前の手順を踏んだ論文。でも、こういった諸要素全てを正確にクリアしてる論文は学部生からはほとんど出ることはないし、実際今まで見たことなかった。論文の基礎を文句なしでクリアしてるだけじゃなく、あの発表の素晴らしいのは、①史料(近世文書)の読込みや分析が相当綿密に施されてて、②そうして得た根拠を基に多様な創造的見解を生み出していて、③それを図表や史料・資料とレジュメを上手く連動させることで分かりやすくプレゼンしている、の三つ。通常、生徒が発表をし終えた後の質疑応答の場面では、院生や教授から質問責め、指摘、そして手厳しい批判の集中砲火でボコボコにされるのに、あの発表では質問こそあれ、指摘・批判が一つもなかった。その信じがたい光景を見て、「・・・・・。」もう絶句状態w 一体何が起きているのか分からなかった。「え……批判なしの発表とかこの世にあると?!」と驚きを隠せず、ただただ唖☆然(   ゜Д゜  ) このとき大学に入って初めて天才を見た。

 あの発表を聞いて、初めはすごいとしか思えなかったけど、時間が経つにつれて、今度は徐々に自分も含めた三年生の発表レベルの低さを改めて思い知らされた。と同時に、次のことを直視せずに入られなくなった。それは「国史だから…」っていう問題。要するに、国史は文学部一ハードな専攻ということだけで他専攻より優越を感じて満足したり、時には言い訳に用いてきたんじゃないかという問題。正直言うと、確かに他専攻の演習内容を聞くと、全く演習と言えないお粗末な内容のものもあって、「こりゃ緩いな」とは思う。じゃあ、自分らは全力で取り組んでるのかと言うと、はっきり言って100%出してる人は0人。頑張ってる人で、せいぜい70%くらいだと思う。そんな姿勢のくせして、実際のところ「国史だから忙しい、きつい、がんばってる」って言って満足してるだけなんじゃないかな。その完璧な発表を聞いて、改めてこの問題について考えさせられた。ああいった発表をして初めて「国史だから…」っていうフレーズが使えるわけで、大いに反省させられたし、今までチンケな発表をして国史専攻を名乗ってた自分をすごい恥ずかしく思った…。あの発表をした4年生は、3年の時にはもうすでにほぼ毎日研究室に遅くまで残って課題に取り組む姿勢を見せてたし、一方じゃ就活も頑張り、大手企業の内定をもらってて、本当に勉強と就活を一所懸命頑張って両立させてた。それとは対照に、今度は、浪人して入ったくせして、結局このままなんとなく演習や卒論を乗り切るのはまずいっていう危機感が襲ってきた

 もう一度国史学に向き合ってみて、全力で演習課題に取り組む姿勢を見せる必要性を強く感じた。最終目標はよい卒論を書くこと。これこそ、学生本来の最終目標なわけだし、適度に済ませたんじゃ大学に来た意味がない
 就活就活と叫ばれてる今、大学生としてやるべきことは何か?という問いの答えは、専攻を全力で頑張ることだと改めて認識できた。この問いから逃げずに頑張れた場合だけ、今日の説明会で取り上げられた「学生エピソード」(→面接やエントリーシートに関連)に「専攻での勉強」を挙げる資格が得られる気がする。。。
 というごく当たり前のことを、実際に説明会に参加し、あの衝撃の事件と関連させて再認識したあんこでした(;´▽`A``

※写真は近代演習で使う史料「酒谷村土地整理…云々」(宮崎県文書センター所蔵)の一付録部分。明日からいよいよ史料の分析にも力を入れねばcoldsweats02


 
 

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