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近況報告―「人生の岐路に佇む」

 お久しぶりです。

 いったい何時に更新してるんだ?

 というツッコミはまあ抜きにして、、、

 もはや誰に語りかけているのかよう分からんけど、一応あんこは健在よ^^

 前回の更新からもう3ヶ月以上経ってましたか。

 その間、東京出張やら、旧友との再会やら帰省やら、いろいろあった。

 残しておきたいネタはあるんだけど、とりあえず近況を報告(というか記録)しておこうかなと思って。

 いま、人生の岐路に佇み中。

 先月の頭、ついに辞意を伝えた。

 そしてつい先日まで、引き留め工作に遭ってた。

 「理由は?」

 「考え直してくれ」

 「どこ行っても同じ」

 「もったいない」

 などなど、お決まりのセリフたちに正直に応答してきた。

 ちなみに、自分が辞めたい理由は以下の通り。

 本来やるべき仕事(責任)というものがある一方で、それを全うできないという実情があるにもかかわらず、できない状況が当たり前になっていて、結果、長期間働き続けたとしても、自身の成長につながりにくく、この現状を変えることが相当困難だと悟ったため

 製造の本来やるべき仕事といえば、主に、生産・品質管理、それに密接に関わってくる人(人件費)、モノ(在庫)、そして部門によっては機械点検・保守などがある。

 こんなの素人でも分かることだと思うけど、うちではこの辺りが非常に曖昧=いい加減だと言える。

 製造の使命は、時代(というかお客さま)のニーズに応じて、生産現場をシフトさせていくことだと思う。

 ということは、上に挙げた本来の仕事は、当然基礎を固めていないといけないし、基礎を固めた上で、日々反省し向上させていく必要があると思う。

 一方、うちの場合はというと、基礎固め以前の問題なんですね。

 第一に、勤務体制の問題

 表面上では、三交代制だけど、実際はほぼ二交代制。

 でも、所要員は三交代制にギリ見合うくらいの人数。

 ということは、閑散期であろうが繁忙期であろうが、社員数は常に不足しているわけ。

 それに加えて、P/Aの数も常に不足していて、年齢的な問題と国籍的な問題の両方が放置されている(=人の質)。

 さらにまずいことに、現場管理の方法が非常に原始的(アナログ)で、システム化されていないという問題。

 つまり、「所要員の確保」と「最低限のシステム化」という根本問題から変えていかない限り、シフトをどう組もうが、はじめっから「残業ありき」の「非管理業務従事」設定に組み込まれるってゆー。

 実際、閑散期であろうがなかろうが、勤務時間は常に12時間オーバー、しかもほぼ作業に従事状態で、休憩なんて取れる日が珍しいっていうのが日常茶飯事。

 こんな状況で、どうやって本来の仕事(管理)を全うしろっていうんだ!

 第二に、無いに等しい保障

 基本、残業代は出ない。

 事前申請によって超勤を認可してもらう決まりはあるものの、 もちろん上が許すわけがない。

 年末年始の3日間、平均19時間働こうが、節分で16時間も働こうが、いっさい出ない。

 おせちや巻寿司で儲けて、経費削減とはおいしい商売だこと。

 それぞれの問題を端的にいえば、、、

 第一の問題は、「勤務体制」;構造的問題

 第二の問題は、「保障内容」;風土的問題

 となる。

 8月以降、現場で働いてみて、「構造」的な問題と、いわゆる「社風」的な問題を変えることができないと、本来やるべき仕事を全うすることは不可能なんだなと、年末あたりに気づき始めたわけです。

 で、どうすれば変えることができるか頭を悩ませながら日々に追われてきたわけだけど、2月末にひとまず結論が出た。

 無理。

 挙げたらきりがないけど、冷静に考えると無理。

 前者については、自分ひとりで変えることはまず不可能。

 じゃあ、どうすればいいか。

 有志を募って・・という選択肢もあると思うけど、まず有志がいない…高齢な作業員ばかり…。

 じゃあ、強硬手段!

 上(部長クラス)に実情を伝え、強引に変えていく・・という選択肢。

 でも、実は、11月に思い切って直訴したことがある。

 結局何にも変わりませんでした。

 変えていこうとすらしてくれなかった。

 それもそのはず、上の人は現場の経験がないし、現場が一応回っている(出荷している)ように見えているから、優先的に解決される問題として認識されていないわけ。

 一番いい選択肢は、中間管理職と結託し、上層部と現場との関係を壊さずに改善方向へと突き上げていくことだと思う。

 困ったことに、うちには中間管理職というものがない・・。

 つまり、社長―部長(課長)―手足という組織なのです。

 自分が思うに、この構図で組織を上手く運用させていくためには、システム化されている必要があるのでは?

 うちの場合、システム化されていないから、非常に脆弱な組織のまま、何とか帳尻合わせで持ちこたえているんだと思うな。

 とにかく、自分としては、この問題に対する解決策はもう頭打ちだと感じた。

 一方、後者の問題はもっと壁が高い。

 中小だから多少の残業は仕方ないし、ゼロにしてくれとは言わない。

 だからこそ、せめて10時間超えた場合は、残業代を出してほしい。

 部長クラスの人がよく「会社はボランティアじゃないんだ」なんて抜かすけど、こっちだって生活が懸っているから「ボランティアで働いてるわけじゃないんだ」。

 ただ、この問題が「社風」的な問題であるかぎり、これこそ個人の力じゃどうしようもない。

 組合なんてあってないようなもの。

 もはや「絶対に超えられない壁」状態。

 以上、本来やりたい仕事があり、会社側もそれを要求してくる以上は、「環境」と「保障」という2つの問題を待ったなしで解決していかねば、製造部の社員を全うすることができない。

 それぞれの問題に対する解決策は、現実的に考えて「非常に困難」だと悟ったため、もはやこの会社には付いていけないと、正直に伝えた。

 自分が伝えた2つの問題に対し、前者に対しては「方法論はいくつでもある」、「シフトの組み方次第」と苦し紛れの回答。

 こっちとしては、その具体的な方法論を聞きたかったのに。

 後者に対しては、昔と比較することで「だいぶ変わってきた」と言い、挙句の果てには「(超勤を)付けたらいい」と言いだす始末。

 絶対信用なるものか。

 というわけで、結局、辞意をゆるがすほどの回答は出てこず、精神論だけで引き留め工作を仕掛けてくる日々が続いたわけです。

 部長面談を数回、社長面談を2回経て、結論が出た。

 退職。

 ただし、社長面談が自分に対して大きく影響を与えた。

 今後進むべき道を絞られた格好になったから。

 うちの社長の考えって、非常にユニークで、魅力的。

 今思い出しても、入社の決め手になった大きな要因だったといえる。

 にもかかわらず、内部体制(組織)がぐちゃぐちゃになってしまっている現状がすごく惜しい。。。

 その社長が「仕事をしていく上で、やはり何かしら懸けるものがないといけない」と言い聞かせてくれた。

 自分に心血注いで「懸け」たいものがあるだろうか?

 答えは、ある。

 それは、故郷の歴史・文化の保存に対し、何らかの形で貢献したいとうこと。

 卒業後は民間に歩むことで封じ込めていた夢を引っ張り出した。

 いまの自分がそっちの方向で歩み出すには、選択肢は2つ。

 1つは、小さなローカル出版社

 もうひとつは、公務員

 どちらも、このご時世で、なるまで・なった後のことを考えると、非常にリスキーで非現実的な選択肢だと思う。

 でも、思った。

 よし、この会社に残って矛盾を変えていくことに懸けるか、それとも「やりたいこと」に懸けるか。

 以上、二択で悩もう!

 って。

 それからは、いろんな説得を受けながら、どちらでいくべきか悩み続けた。

 そして、結論を出した。

 「やりたいことに人生を懸ける」

 そのきっかけは、大切な人からもらった言葉。

 「人生一度っきりだから、自分の思うように進めばいいと思うよ

 これは彼女から。

 そして、「あんこならきっとできるよ

 これは友達から。

 ふたりの言葉にすごく勇気づけられた。

 やっぱりね、辞めるっていう選択肢は「逃げ」だという自覚があるし、どこ行ってもそうした「矛盾」と立ち向かわないといけないと思うんだ。

 でも、自分としては「逃げ」ではなく、別のフィールドで「矛盾」と戦いたいんだ。

 それを分かってくれていようがいまいが、そっと背中を後押ししてくれる方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

 わたくし、あんこ。

 人生三度目の浪人生活に向けて、船を出す準備をしております|ω・)ノ

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コメント

人生の岐路に佇む。

まずはお疲れ様でした。
いろいろ考えて、ついには佇むまで。

少しでもよく過ごせるように、日々心がけておきたいですが、
先を見るのに必要なのが東洋史観。
http://www.birthday-energy.co.jp/
の運命2012で、年単位、月単位、1日単位の方向を確認して、
行動していくと好調不調も分かって良いと思います。

「やりたいことに人生を懸ける」、だけでなく、
自然の一員としての役割を全うする、という大きい視野も
もしかしたら、役立つかも知れません・・・。

投稿: みさみ | 2012年4月21日 (土) 23時57分

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